マルチリンガル医師のよもやま話

マルチリンガル医師の世界観で世の中の出来事を綴ります

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鉄道が変えた初詣の歴史

 

今日は初詣についてのお話です。実は初詣はそれほど古い歴史がないということをご存知ですか?

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恵方詣り

恵方詣り(えほうまいり) 初めて聞きますね~

でも、【恵方】は関西の人は節分の”恵方巻”でなじみ深いですかね。

ちなみに2020年の恵方は「西南西」らしいです。

江戸時代までは毎年1月1日に自分の居住地から恵方にある社寺に参詣するのがよいとされていたそうです。ですので、みなさんすぐ近所の社寺に行っていたようです。

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ポイント1

鉄道の発達

明治時代に入って、日本全国で鉄道が急速に発達します。鉄道会社は客を取り込むためにキャンペーンを行いました。その一環で沿線にある有名な神社などへの参拝を促したわけです。

ところが、鉄道会社のキャンペーンが結構テキトーだったため本来の恵方を無視して「お正月は〇〇神社へ!!」と宣伝をしていくうちに・・・

段々と 恵方 そのものの意味が薄れていったのだそうです。

それからは「初詣」という言葉が使われるようになったようです。

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ポイント2

日本の鉄道の発達は参拝?

みなさんが、普段毎日利用している鉄道ももともと社寺への参拝のために作られた路線も多いんです。京急や京成や近鉄、香川のことでんなんかもそうです。

 たしかに有名な神社はたいがいアクセスがいいですね。歴史を紐解くとなかなか面白い発見があるものです!

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ポイント3

参拝客数

参拝客数1位は明治神宮で、関西では大阪の住吉大社がTOPです。

 

まとめ

初詣の風習は鉄道が作った!

 

では、また(^.^)ノ